エルモア・ジェイムズ ギターに削られた命
2007-03-13


禺画像]
エルモアの本がでた!
ということで買ってみました。
3ヶ月がかりで読みましたが、内容はないよう〓!
あんまりおもしろくはありませんでした。
タイトルは「ギターに削られた命」
さぞかしドラマティックな内容だろうと…
エルモア自身、音源以外はあまり知られてないことが多い人の様で、
その資料としても凄い価値が…
てな、ふれこみだったので、頑張って読んでみましたが、
やっぱり資料的な中身が多く、読み物としてはいささかつまんないものでした。
エルモアのエピソードより事実に即した行動等が詳しくかかれてあり、
そういう意味ではこれだけ資料の少ない人のものをよくぞ集めた!
といった感じでしょうか。
でもさすがに詳しいです。今後何かの度ごとにこの本を開くことになるでしょう。
それよりも欲しかったのは、付録でついてる45回転のEPです。
早速おニューの針を落としてみると…
うぁーいいわー
エルモア調じゃー!ミディアムテンポでどえりゃーえーがや!
スタンディングアットクロスロードってくらいだからあの有名な「クロスロード」ですかね。
ちょっと歌詞違うようですが。
エルモア調ほんとかっこいいです。しかもレコードで聴くといい。
エルモアの声とギターはレコード針からでるかすかなノイズがよく似合います。
そして自然にとけ込むんです。なじむんです。
ちょっとオーバー入力気味に歪むところがたまんない。
絶対CDよりいい。
ゆるいブラスセクションをバックに余裕たっぷりに、朗々と歌い上げるエルモアは王者の風格たっぷり。
たまに声がひっくり返るのもご愛嬌。
いやーこれを酒場で聴きながらいっぱいやりたいです。
裏面はもっとゆっくりの怪しい、いやらしいナンバー「サニーランド」
ブルーズですねー。ヘヴィーに引きずってます。
こうやって聴いてみると、エルモアとブルームダスターズってうまいバンドですね。
いつもCDで聴いてると音がごちゃごちゃして古くさい感じしかしないのですが、
けっこうすっきりと良い音で入ってますし、
バンドのまとまりの良さ、音圧バランスの良さ、演奏での楽器バランスの良さがほんと際立ってます。
こういうのがブルースバンドって言うのですね。
う〓ん、また新たなハードルが…でも目指しがいがありますね。おもしろいですね。頑張りますねー。

The Amazing Secret History Of Elmore James -Steve Franz-

Elmore James and his "Broomdusters"
Standing At The Crossroad b/w SUNNY Land
[Blues]
[本]

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