ミニット・バイ・ミニット/ドゥービー・ブラザース
2006-11-20


禺画像]
後期ドゥービーの最高傑作。
いやロック史に残る名作。
とはいっても、ドゥービー信望者(トム好き)の方からみれば、
にっくきマイケルドゥービーとでも言いましょうか。
でも私は、初期のトムドゥービーももちろん好きですが、
こちらも大好き!
よく、都会的でおしゃれでソウルフルなマイケルと言われがちですが、
LIVEは結構凄いですよ。荒々しい演奏で…
何度かマイケルの生を聴きましたが、ロックしますね、彼は。
かなり鍵盤を激しく叩きます。当然ミスタッチも出ますが、
鬼気迫る迫力で、メンバーをぐいぐい引っ張っていきます。
ここまでやれる人だから、あの有名なドゥービーをここまで大胆に代えれたのでしょう。
いや本質的には何も変わってないといった方がいいかもしれません。
コードネームに数字のついたのが多くなって、ハードなギターリフが少なくなった程度で、
リズムやハーモニー、バンドのノリは以前にもましてすさまじいです。
本作は、グラミー受賞ということで、ドゥービーファン以外の人でも
結構聞いたことのあるアルバムだと思います。
たしかに軽快でお洒落で、いいセンスしてます。
うまいですね。
でもねそれだけじゃないんです。荒々しいんですよ実は…
最初のHere To Love Youのイントロのドラムでもうメロメロです。
リラックスしても聴けますが、じっくり聴き込んでもまた機器応え十分。
大音響で聴けば、LIVEさながら、凄いノリです。
大ヒットWhat A Fool Believesもいいですが
タイトル曲Minute By Minuteもすばらしい。
気分爽快になれますね。
再結成時は、もちろんトムジョンストン中心でしたので、マイケルは参加してませんが、
LIVE会場には「マイケル立ち入り禁止」なんて看板持ったやつまで出ていたそうで。
なんでそんなことするのかな。
ある意味たかが音楽じゃないですか。バカたれ!
でもメンバー同士はそんなこともなく(そりゃわだかまりぐらいはあるでしょうが)マイケルがゲストで出るときはWhat A Fool Believesをやりますし、
後期の曲にトムがコーラスやってます。
このへんがドゥービーらしくていいですね。
引っ付いたり、分かれたり、おじさんロックバンドは、よく再結成しますが、
やはり脂の乗った頃のメンバー同士っていつまでも惹かれあうのでしょう。
そしてまた喧嘩してわかれて…。
一生やってなさい。我々はいつまでも見てますよ。
最近は初期ドゥービー再結成のアルバムもちょっと行き詰まってるような感じがしますので、
(新作は私的にちょっとがっかりでした)
そろそろマイケルさん、
出番が近いんでは…

Minute By Minute/The Doobie Brothers 1978 Warner Bros. Records Inc., P-10517W
32XD-485
Side:1
1.Here To Love
2.What A Fool Believes ある愚か者の場合
3.Minute By Minute
4.Dependin’ On You
5.Don’t Stop To Watch The Wheels 轍を見つめて
Side:2
1.Open Your Eyes
2.Sweet Feelin’
3.Steamer Lane Breakdown
4.You Never Change
5.How Do The Fools Survive?

G.Vo : Patric Simmons
Key.Syn.Vo : Michel Mcdonald
G : Jeffrey Baxter
B.Vo : Tiran Porter
Dr : Johne Hartman
Dr.Vo : Keith Knudesen
[音楽]
[Rock]

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