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20年ぶりでしょうか、
ターンテーブルにこのLPのせたの…
名作「チープ・スリル」のあと、ということで
なかなかとりあげられることのないこのアルバムですが、
唯一私がもってるジャニスのオリジナル板がこれです。
当時はやりの、ブラスセクション入りで、チープ…好きの方は、「ちょっと…」というかも。
私は好きですよ、このアルバム。
特に1曲目「Try」2曲目「Maybe」は最高!
Tryのベースの出だしで背筋がゾクゾクです!
尻上がりに盛り上がって最後はジャニスシャウト!
チュラーーーーーー(チュラさんもびっくり)
Maybeがまた泣ける。
魂こもってますね!
そういえば、ほとんどこの2曲聴けば満足してて、他がどんなんだったかいまひとつ覚えてないので
いい機会だから聴いてみましょう(20年なにやってたの?)。
いやいや聴いてみれば、これこれって感じで甦ってきましたよ。
3曲目はドドドドブルース。ジャニスのドスの聞いた声が3つのコードに絡み合って
「大変おいしゅうございます」
B面が以外と渋くていい。う〓ん、いい。
タイトル曲の2も、ちょっと「サマータイム」っぽくて、女の情念感じます。
ワーっコズミックええわー!
特にマイナーからメジャーに変わった瞬間!
人生やねー!
ジャニスだって当時はこの曲の様に、苦悩の後の晴れやかな未来を夢みてたかと思うと、ちょっぴり涙…
「Little Girl Blue」がまたかわいらしいジャニスがいい味で歌ってます。
あの凄い声でも、かわいく聞こえるんです。
こういう曲こそジャニスの魅力なんでしょうね。
アルバム全体結構まとまってて聴きやすいですね。
ジャニスの声が嫌いな方はどう聴いてもダメでしょうけど。
歌い方に余裕みたいなものを感じます。
曲調もロックというより、ブルースっぽくて、
自分のルーツミュージックをじっくりと腰据えてやってる感じ。
この頃の録音された音って生っぽくていいですね。
そのかわり演奏力がモロわかりですが。
はじめてジャニスを体験した時は、たしかウッドストックかなんか野外フェスのフィルムで、
「このヒステリー女うるさすぎ!」って正直思いました。でも釘付け!
たしかそのときコズミックブルースだったような…
だって、あんな髪振り乱して絶叫する歌手なんて、見たこと無かったんですから。
衝撃でした。
クリーム、ジミヘン、ジャニス、ゼップ…あのころのカリスマは、最初はグー!。
最初から強烈でしたねー!
いつまでたってもあの人達は年上のくもの上の存在ですね。
そしていまあらためて聴くジャニスに乾杯!(ブラック珈琲で…)
Janis Joplin/I Got Dem Ol' Kozmic BLues Again Mama 1969 CBS/SONY 25AP 1244
Side:A
1.TRY
2.Maybe
3.One Good Man
4.As Good As You've Been To This World
Side:B
1.To Love Somebody
2.Kozmic BLUES
3.Little Girl Blue
4.Work Me, Load
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