スタンリー・クラーク ブルーノート東京ライヴ
2006-11-28


禺画像]
とてつもない物を見てしまいました。
久々に目からウロコ。
お口あんぐりでございます。
こんな世界があったんだ!
いやー、音楽の奥の深さをまざまざと、あらためて感じました。
テクニックとパワー、そして感性までもが、
高見に到達している人たちの圧倒的な世界は、本当凄い!!!!!!
まず驚きはツインベース。
いきなり地響きのようなツインで始まり。
ドラムの音もいつになく大きい。
なにせスピーカーが腰から下にあるんですから。(ステージと同じ高さで横にしていました)
下半身ぶるぶるです。
スタンリー様はアレンピックの4弦でもう一人はワーウィック?の6弦。
ふたりとも色んな音が飛び出します。
あまーーーーい、とろけるようなメロディー弾きから、
ギターのカッティング、
フラメンコギターに、もちろんチョッパー!(ちょっとだけでしたが)
水飴からクリスタルグラス、はたまた猛獣の雄叫びからパーカッションまで凄いバリエーションでした。
ただ、見せ物的ではなく、きちっと曲に合わせた最高のチョイスでした。
いやーまいった。
ドラムがまた元気がいい。
音がでかいし、パワーあるし。やっぱりうるさい音サイコーですね。スカッとします。
そしてバカテク!
それをスタンリー父さんがニコニコしながら眺めてるんです。
楽しそー!
申し訳ありませんが、スタンリークラークなる人のCDはまだ持ってません。
音も聴いたような聴いてないような。
噂はかねがね。
まあ相撲知らなくても朝青龍はみんな知ってるでしょ、的な程度。
世界の1級品であることぐらいは知ってましたが、
ここまでやってくれる人だったとは。
しかも一番前の席で…。
と思ったら聴いたようなフレーズ、
ジェフベックで聴いてる「Goobye Pork Pie Hat」
そしてドラムソロの合間に出て来たフレーズが「Blue Wind」
ちょっとうれしかったりして。
キーボードの若い人も木の葉がまい散るようなコロコロとよく転がるいい音出してました。
後半はウッドベースで…。
これがまた凄い。
しびれました、とろけました。
そしてぶっ飛びました。
ゆったりとしたメロディ、ボーンを使ってじっくり聴かしたかと思うと、
ウッドベースがパーカッションがわりに…
この人、手がおかしくならないかしら  ってくらい激しく叩きまくってます。
可能な限り出来る音をすべて使っているって感じです。
いやーまいった。
なにがいいって、そんだけハイテク、ばかテクなのに、
テクニックひけらかしっぽくないんです。
あくまでメロディーと曲を重視した温かい演奏なのです。
ほんとスタンリー父さんが子供つれて好き勝手に楽器いじらしてるような、
そんな微笑ましい感じがしました。
またCD、LPを探す楽しが増えました。
なにを いまさら かも…(でもいいじゃん)
しかしこの人、でかい。
座ってウッドベース弾いてる!
どうみてもチェロ…

ブルーノート東京 [URL]

Stanley Clarke / Blue Note Tokyo 2006.11.28 7:00pm
Stanley Clarke(b)
Ruslan Sirota(key)
Christian Galvez(b)
Ronald Bruner Jr.(dr)
[Jazz]
[音楽]

コメント(全5件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット