トト/ハイドラ
2006-09-05


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またしても我が家の大陸棚からアナログレコードが…
トトのセカンドアルバム「ハイドラ」でございます。
いまだに、そして永遠に聴き続けるであろうこのアルバム、
本当大好きでございます。
曲、アレンジ、演奏力、センス、バランス、トータル性、大人じゃん感…
なにもかも併せ持ったTOTOの傑作です。
人によってはファーストやW、ロック好きならTurn Back(初期ばっか)を上げますが(どれもいい)、
とりあえずセカンドを一押し!
数あるトトさまのなかでも一番トータルアルバムとして1曲目から最後までばらつきが無いのがこのアルバム。
もちろん曲毎の様々な仕掛けや聞き所はありますが、
ジャケットからなにから本当トータルに仕上がった素晴らしい芸術作品!
今は亡きドラムのジェフポーカロ兄貴がとてつもなくかっこいい。
さすがリーダー!兄貴!
こういうの聴くとドラムってカッコいー楽器だとつくづく思います。
かゆいところに的確に手が届くそのセンスの良さは、本当ミュージシャンの鏡!
もちろんドラマーだけではありません。
ギターのルカサーさまもこの頃ギブソンレスポースのゴールドトップを弾きまくったということで、
ルカサーにしては芯のある良い音出してます。(ライヴでのよく聞こえないEMGのシュワシュワギターはあんまり好きな音ではない。)
いやいやホビーキンボールのボーカルこそが初期トトのやはり表看板!
ままー!
はりのあるハイトーンは高校時代からあこがれでした。
いやいやまだまだ、キーボードこそがトトのTOTOたる大特徴!
この頃活躍したジャーニーなんかと比べるとよくわかりますが、
トトは安易なストリングスっぽい音は使わないんですねー。
まずは基本のピアノ!←ここが他のバンドとちがうところ。音楽的なリーダーデビットペイチが仕切ってます。
たしかUSA For Africaもこのひとがしっかり仕切ってました。
それに最小限の色付けをスティーブポーカロが渋くしかもカラフルに…
ここがミソなんですよ、他のバンドのベタ引きキーボードとは違う!
いやいやいやこのころのトトが粋がよくまとまってたのは、じつはベースのデビットハンゲイですよ。
今のマイクポーカロより好きです。なにがどうかはよくわからないけど、ハンゲイいいぞ!カッキー!男前!
ジャケット同様にちょっとくらい感じのアルバムですが、聴き応え十分!
適度な重量感が高級感を引き立てます。
今でもここからの曲は結構ライヴでやってくれます。
メンバーも気に入ってるんでしょうね。
ほんと密度の濃い内容です。
一つの物語を味わってるようです。
相変わらずアナログ版のため時々ドキッとする「ブチッ」っていうノイズは入りますが、
迫力のあるドラムが若干歪み加減なところがロックのダイナミズムをより大きくしてくれます。
本当もう、超かっこいー!
ボビーもジェフのWスティーブも、Wデビットもみんな一丸になって突き進んでくかっこよさに、
改めて感激!
バンドっていいなー!カッコいいなー!ロックっていいなー!音楽っていいなー!
泣けるぜ!ととさま!あんたら一番!

TOTO/Hydra 1979 CBS Inc. Columbia PC 36229
Side One
1.Hydra
2.St. Gearge And The Dragon
3.99
4.Lorraine

Side Two
1.All Us Boys
2.Mama
3.White Sister
4.A Secret Love
[音楽]
[Rock]

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